女性主人公

『死の森の魔女は愛を知らない』案内

死の森の魔女が人の願いや愛に向き合うお話。

  • 死の森に住んでいる魔女主人公
  • 人の願いは魔女の薬で叶うのか
  • 壮絶な過去を背負った感情の薄い王兄
  • 変わり者から愛され主人公
  • 初恋相手は見た目完璧王子様(中身は……)

現在2巻まで刊行

1巻感想

魔女の優しさがよい。

死の森の若い魔女リコリスが、国王の異母兄ゼルクトラと出会い始まるお話。色々な効果のある魔女の薬、それを欲しいとやってくる人たちの強い願いや思惑を知ってリコリスがどう解決していくのかが、おもしろかったです。

最初は得体の知れない魔女なリコリスですが、初対面の人でも放っておけないお人好しで好きですね。

そんな彼女の元には、有能で主人いじりが好きな使い魔、壮絶な過去により感情のない王兄、愛が歪んじゃってる初恋相手と、個性的な人たちが慕って集まってくると。

個人的には王兄ゼルクトラを応援したくなりました。リコリスと接するうちに、感情豊かになっていくのが微笑ましいし。

初恋相手からは本気で逃げた方がいいと思う、うん。

彼女のこれからをもっと読みたいと思いました。

!以下ネタバレ注意!

2巻感想

優しいからこそ依存度が……。

「死の森の魔女」ことリコリスのもとへ、なぜか初対面から自分に憎しみを抱いている魔女が現れ、依頼かと着いていったら、そこには初恋相手で宿敵のレナルドがいて始まる2巻。やっぱり諸悪の根源はレナルドという(笑)

レナルドからの依頼でも救える人がいるならと「人が消える」鉱山の事件解決がメインですね。相変わらずの憎まれ口を叩きながらも、誰より優しい魔女リコリスが可愛かったです。本当にいい子なんだよなぁ。

今回はリコリスにとって大切な家族、使い魔ノアの得体の知れなさが印象的でした。お祖母ちゃんとの関係性や、幼いリコリスが記憶を失うくらいの出来事とはなんだったのか気になります。

それにしてもリコリスの周りには個性的な愛の持ち主たちが集いますね。王兄ゼルクトラもリコリスへの想いが愛のような執着のような何かになってきてるし。レナルドはわかりやすい歪んだ愛の人だけど、ノアもゼルクトラもヤバそうよ……?まぁ、リコリスには持ち前の愛への鈍感さと自立心で、ギリギリのところを回避しつつ、彼らに愛されまくるというポテンシャルは感じるから大丈夫、だといいな。

リコリスは愛を知る魔女になる日が来るのか、彼女の今後も読んでみたいです。

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