男性主人公

『養蜂家と蜜薬師の花嫁』案内

  • 養蜂家の婿入り物語
  • 自然と生きる山暮らし
  • 仲良しお似合い夫婦
  • 主人公もヒロインも義父もかわいい

全3巻

上巻感想

すっごく好き!

養蜂業を営む大家族の中で過ごす働き者イヴァンが、ある出来事から家を離れることを決め、娘サシャの婿探し中なマクシミリニャンについていき始まるお話。

主役夫婦の癒しパワーがすごい。強く明るい頑張り屋な女の子と、動作も考え方も全て優しい働き者な男の子の組み合わせは強すぎる。かわいいに満ち溢れてて色々と浄化されるような気持ちになりました。かわいいはかわいいを呼ぶんだよね、うん。

養蜂を通して自然と共に生きることや、美味しそうな食事の描写など作者江本マシメサさんらしい部分もおもしろかったです。

序盤から過酷な環境で過ごした上に、かなり散々な目に合う主人公イヴァンですが、サシャと出会った後は本当幸せそうでよかったなぁ。

ヒロインサシャは、素直で純粋なところがかわいい。しっかり者なところもあって、少しフワフワしてるイヴァンにはピッタリだなと思いました。す

ぐにハグしたがるお茶目お義父様マクシミリニャンもキュートでしたね(笑)彼も含めて、いい家族だなと。

イラストも美しくて素晴しかったです。下巻も楽しみ!

!以下ネタバレ注意!

下巻感想

癒しのかたまり。

苦労人イヴァンと花嫁アニャ、アニャの父マクシミリニャンの3人山暮らしに、アニャの慕う草木染め職人の老婦人ツヴェート様を迎える下巻。

下巻では、新婚旅行や花嫁衣裳、家族になって過ごす春夏秋冬、イヴァンとアニャの仲良しさ、そして父マクシミリニャンと祖母のようなツヴェートが加わったことでより家族としてのお話にもなってたのかなと。ほのぼの幸せな気持ちになれて大満足!

勇ましい女性陣とかわいらしい男性陣の構図がすごく好き。イヴァンとマクシミリニャンが感激してよく泣いちゃうんですよね。アニャ至上主義で、二人してすぐにかわいい、天使と言い始めるのも面白かったです。それにしても自分のお父さんが浮気相手と疑うってどういう(笑)ツヴェート様は、厳しくも優しく温かい存在でみんなの保護者という安心感がありました。

上巻では辛い境遇からどこか影のあったイヴァンが、本来の素直さと朗らかな優しさで幸せそうにしていて嬉しかったなぁ。アニャはいつでもかわいく最高でした。

イラストもカラーから白黒まで全てが、美しくて素晴らしかったです。

3巻感想

山奥で暮らすイヴァン・アニャの新婚夫婦と義父マクシミリニャン、祖母のような存在ツヴェート様と4人で暮らす日々。優しさと幸せ、そして癒しに溢れたほのぼの山暮らしファンタジー。

癒された……。イヴァンもアニャもマクシミリニャンもツヴェート様もみんな可愛いんですがこれは。アイスワイン作りや棉糸作り、村での蜂蜜カフェなどイベントも盛りだくさんで楽しかったです。山暮らしでの料理や物作りも満載でした。それぞれに想い合って過ごす日々が、本当に優しい。

アニャやマクシミリニャン視点もあり、面白かったですね。みんなイヴァンを甘やかしたいんだなと、特に義父(笑)イヴァン自体もとても優しく、アニャの元気がなくなる雨の日に楽しく過ごせるよう頑張ってみたりしてるのが微笑ましかったです。

アニャのニキビの話も好き。ニキビ1つで嫌われるかもと気にするアニャが、めちゃくちゃ可愛かった。そしてイヴァンの返答が、アニャ大好きすぎて夫婦そろって可愛かった。

過去の因縁も区切りがついて、まさに大団円!素敵な物語でした。イラストも美麗で素晴らしかったです。

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