
- おにロリは最高
- 共依存カップル
- 純真無垢な美少女主人公
- 主人公以外の人間に興味0な暗殺者
現在1巻まで刊行
1巻感想
王宮の小屋に隠され、王妃とその子どもたちから酷い虐待を受けている王女リュシエンヌ。5歳の時に自分の未来が乙女ゲームの悪役だと気づいた彼女が、隠し攻略対象の暗殺者ルルと出会い運命を変えていく偏愛ファンタジー。
健気で無垢な美少女と人を殺すことに躊躇のない青年という組み合わせがね、最高でした。おにロリ、共依存カップル好きにはたまらない作品かと。周りから見たら歪んだ愛、でも当人たちはこの上なく幸せそうという。
主人公リュシエンヌとルルそれぞれの視点で交互に書かれており、リュシエンヌ視点では彼女がどれだけ辛い環境にいるか、ルルの存在に救われた心境などがわかり早く救われて欲しいと思いました。ルル視点だと、最初は面白い生き物として見ていた少女に惹かれ執着してしまう様子がよかったです。
リュシエンヌを虐げていた王族たちの拷問シーンは、もうざまぁというレベルではなかったので、そこは好みが分かれるかもしれません。ルルのリュシエンヌの前では見せない冷酷さが実感でき、彼の二面性というものを描く上では必要だったのかなと思いましたね。
イラストに惹かれ読んだのですが、カラーだけでなく白黒もすっごく素敵でした。続きも楽しみ!
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