男性主人公

『推しが俺を好きかもしれない』案内

  • 推しの本性を見てしまって絡まれるラブコメ
  • 主人公は陰キャオタク
  • ヒロインは超人気ボーカル美少女同級生
  • 主人公もヒロインも面倒くさくて拗らせがち
  • でも、それがかわいい
  • ヒロインのデレっぷり

現在2巻まで刊行

1巻感想

面倒かわいい。

陰キャオタク夜宮光助は音楽ユニット『満月の夜に咲きたい』が大好き、そのボーカルU-Ka(ユーカ)が同級生の美少女花房憂花だと公表され、彼女の本性を目撃して始まるお話。

たのしかった!

憂花が、デレモードに入り始めてからのチョロかわいさ好きですね。

主人公光助は、『満月の夜に咲きたい』が好きすぎて考察ブログをやったりもしてるオタクな男子高生。U-Kaが好きだからこそ、推しに対する想いが強すぎるからこそ、憂花とのラブコメがハードモードになるという(笑)

ヒロイン憂花は、まずそこまで猫を被って生きなきゃなんて大変だなぁと思いました。光助に対する言動がかなり面倒くさいのですが、それが愛おしくなってくる女の子。あとは、彼女の心境変化も大きい理由かな。わかりやすくデレだした時のかわいさよ。

二人の一進一退な関係が、どうなっていくのか楽しみです。

!以下ネタバレ注意!

2巻感想

幽霊部員の檜原由女から突然の告白!推しを推していたら自分が推しになっていた?そして推し憂花との関係も変化する全員めんどくさい推しラブコメ。

面白かったー!主人公光助の語りからキレキレで楽しかったです。由女ちゃんの告白インパクトからのクマでお話や、独特の価値観もよかった。時折でてくるぽしょぽしょ話すっていう表現が、すごく可愛くて好き。憂花とのことをわかっていても頑張ると決めた由女ちゃんは、憂花や光助とは違う面倒さを持っていました。由女ちゃん視点の想い(重い)語りは、胸がギュッとなる切なさで、思わず泣きましたよね……。この作品で泣くとは思ってなかった。女性たちの直接対決もありましたが、ツッコミどころも満載で面白かったです。光助がいないと殺伐とするのね。いたとしても光助は空気に徹するだろうけども(笑)

想いを自覚して、猛アタックを始めた我らが性悪メインヒロイン憂花も可愛かったです。夏祭りのとことか、最高だった。お互いにめんどくさい自分たちだから、こじれた時のための保険を用意してたけど、そうじゃなくてお互いの相手への気持ちだけで一緒にいられるって証明したいから、だからもう保険はいらないっていうのがね、もう。いじらしさMAXで素晴らしかったです。好き。

読んでよかったと思える楽しくて愛が詰まったお話!最高に面白かったです。続きがあったら読みたいな。

 

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